9月10日深夜、ロフトプラスワンにて「ファンタスマゴリア 〜封印された映像コレクション」が開催されました。
予想よりも大勢の観覧者が来てくれて、心からホッとしました。
5名の映像プレゼンターが紹介してくれた映画は、いずれもが映写を見ている者の意識変容を引き起こさんばかりのインパクトあるものでした。21世紀の新宿歌舞伎町の深夜に、アンダーグラウンド映画館が現出したかの趣。
また、「輪廻」の完成直後、打ち上げの席から清水崇監督がかけつけてくれ、木原浩勝さんにもトークに混じって戴き、角銅博之さんも新作自主アニメを特別上映させてくれたり(本日アップ画像も提供戴き感謝)と、今回の企画を面白がって参加してくれた友情に感謝するばかりでした。
更に、第二部ではミリオン出版「怪奇巡礼DVD」のトークという事で、怪奇探偵小池壮彦さんの話も聞けて、司会陣の高橋洋氏、宮田亜紀嬢、更にはヴィジュアルとして写真を使用させて貰った人形作家の与偶さん含め、さながら媒体を越えたホラー・サミットの様相ともなりました。
映像プレゼンター5名は、私と同じ商業フィールドで仕事をしている村上賢司監督以外は、アート/実験映画の巨匠達ばかりで、「怖い映像」という括りであっても、全く違う感性、それに加えた高い技術による映像を見せて貰う事が出来て、非常に刺激ともなりました。
オールナイト出ずっぱりで司会をするのは初めての経験でもあり、体力に不安はあったんですが、無事務める事が出来ました。
未だ私には、収録した模様をDVD用に編集し、ライナーを書いたりする仕事が残っているんですが、ともあれ無事にイベントを終えられ安堵しています。
支えて下さったスタッフの方々、ロフトの斉藤さん、上映等かなりの御苦労かけてしまったイメージ・リンクスしまださん、お付き合い戴いた高橋洋さん、宮田亜紀さん、そしてロフトに来て下さった皆さんに、心から感謝と御礼を。
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